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外壁塗装について・・・⑤ ひび割れ放置の危険性
こんにちは!!
大阪狭山市を拠点にリフォーム工事を行っています☆彡
TRISEの岡です!(^^)!
前回に引き続き、外壁塗装についてお話させていただきます♪
今回は外壁のひび割れ放置の危険性についてお話します!!
「どうして外壁にひび割れがおきるの?」
「外壁のひび割れを防ぐにはどうすればいい?」
外壁のひび割れについてこんな疑問をお持ちではありませんか?
実は外壁にひび割れが起きる原因は
乾燥クラック・構造クラック・縁切れクラック・ヘアクラックの4つが主な原因です。
外壁のひび割れを防ぐには定期的に点検してひび割れが起きていないか、
どのようなひび割れなのか確認しましょう。
《外壁のひび割れの原因》
外壁のひび割れの原因は大きく分けて4つに分けられます。
乾燥クラック・・・壁材を水で混ぜて作っていく湿式工法を使う場合
乾燥によってひび割れが発生すること。
構造クラック・・・建物の構造に、地震など大きな力が加わることでひび割れ。
縁切れクラック・・・塗り継ぎにより、新旧の乾燥具合が違うことで発生するひび割れ。
ヘアクラック・・・塗膜の表面に、髪の毛のような細くて短いひび割れ。
外壁のひび割れの原因はこのような種類があります。
・乾燥クラック
乾燥クラックとは、壁材を水で混ぜて作り塗装していく
「湿式工法」を用いた時に多く発生するひび割れです。
これは乾燥過程で壁材の水分が蒸発することで乾燥収縮が発生し、ひび割れが起きます。
多くは湿式工法を用いたモルタルで起きるひび割れです。
ただし、乾燥クラックは表面上だけ表れるひび割れで完全に乾燥すればそれ以上広がることはありません。
・構造クラック
ひび割れの原因に、構造クラックというひび割れがあります。
これは、建物の構造に大きな力が加わるためひび割れが発生します。
大きな力とは、欠落、不同沈下(家が均等ではなく斜めに傾くこと)、地震といった力です。
また、構造クラックはひびの幅が広く、深さもあります。
非常に危険なひび割れで最悪倒壊の危険性もあるため、建物の補強を行うなど対策が必要です。
・縁切れクラック
縁切れクラックとは、後に塗った箇所の継ぎ目にひび割れが発生します。
なぜ継ぎ目にひび割れが起きるのかというと、新旧の塗装の乾燥具合が違うからです。
乾燥具合が違うため塗装の収縮に差が生じてしまい、ひび割れが発生してしまいます。
もし継ぎ目がある場合、縁切れクラックが発生する可能性があるため注意しましょう。
・ヘアクラック
ヘアクラックとは、塗膜の表面に髪の毛のような細かくて短いひび割れのことです。
これは、経年劣化で生じます。
これまで紹介したひび割れの中で緊急性の低い点が特徴です。
《ひび割れのが起きやすい場所》
外壁のひび割れが起きやすい場所はある程度決まっています。
・窓や玄関ドアなどの開口部周囲
・広い壁面の中央付近
・コーナー部分
・増改築した際の継ぎ目
・サイディング壁のコーキング部分
《下地まで到達するひび割れは危険!!》
外壁の下地(合板・ラス網・防水紙・構造材など)まで到達するひび割れに注意しましょう。
ひび割れから雨水が侵入して建物の構造部材を劣化させてしまいます。
雨水が外壁を通り越して柱や梁に到達すれば建物の内部から腐食する原因になります。
建物を守るためにも下地まで到達するひび割れがあれば早急に対策を取りましょう。
補修が必要なひび割れを判別する方法があります。
その方法は、ピアノ線でひび割れの深さを測り、クラックスケールでひび割れの幅を測る方法です。
ただし、通常ならピアノ線、クラックスケールも無いため、目安として以下の表を確認しましょう。
ひび割れの幅 | 危険度 |
---|---|
0.3mm未満 | 雨水の侵入する可能性はゼロではないものの、緊急性はありません。 |
0.3mm以上 | ひび割れの応急処置を検討しましょう。 |
2mm以上 | 雨水が侵入する可能性が高いので、放置しておくと危険。 |
外壁のひび割れを点検するとき、以上の点も確認して最悪の事態を防ぎましょう。
乾燥クラック、構造クラック、縁切れクラック、ヘアクラックの4つです。
このようなひび割れを補修するには、自分で補修するか、業者へ依頼しましょう。
ひび割れは放置せず、見つけたらすぐに対処することが肝心です!!
次回のブログでは、外壁塗装の色選びについてお話させていただきます♪
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