Blogブログ
屋根の塗装について…
こんにちは!!
大阪狭山市を拠点にリフォーム工事を行なっています♪
TRISEの岡です( ˊᵕˋ )
今回は屋根の塗装について少しお話ししたいと思います☆
「うちはまだ雨漏りしてないし、屋根塗装の必要はない」
と思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか??
屋根はご自身では中々見られないため、傷んでいるのか分かりずらいですよね。
屋根塗装を行わず放置した場合、
雨水が内部に浸入して雨漏りを起こし、建物内部を傷めてしまいます。
本来ならば屋根の塗装だけで済むはずが、屋根の劣化を放置したせいで、屋根の重ね葺きや葺き替えをする必要が出てきてしまい、結果として高額なリフォームになってしまうことが多々あります(>_<)
そのようなことを未然に防ぐために、今回は屋根塗装をおこなう時期についてわかりやすくご紹介したいと思います。
外壁の場合は、築10年目が塗り替えの目安と言われてますが、屋根も外壁と同じで築10年目が塗装の目安とされてます。
しかし屋根の場合は外壁に比べ、風雨や紫外線にさらされることが特に多いので、注意が必要です。
また、屋根材にも様々な種類があります。実際に各屋根材における塗装目安年数を紹介していきます♪
ストレート瓦
耐用年数→20年〜25年
塗り替え目安→5年〜10年 毎
セメント瓦
耐用年数→30年〜40年
塗り替え目安→5年〜10年 毎
日本瓦
耐用年数→50年〜100年
塗り替え目安→必要なし
金属屋根
耐用年数→30年〜60年
塗り替え目安→5年〜10年 毎
この様に、屋根材の種類によって耐用年数はありますが、耐用年数の前に塗装は必ず必要になります。
家の防水性を保つためには、日本瓦以外の屋根材では築10年目で塗装するのが最適です。
屋根は風雨や紫外線が一番よく当たり、家の中でも特に過酷な場所です。
そのため、外壁よりも早く傷んでしまうので10~13年もつと言われている耐久性の良いシリコン塗料を塗ったとしても、8~10年しかもたないこともあります!!
そのため、2度目の塗り替えの際は前回に塗装した屋根塗料の耐久年数を考慮して、早めの塗替えを検討する方がいいです。
日本瓦の場合でも、上の写真をよく見て頂くと分かると思いますが、屋根に白い石の様な物が落ちているのがわかりますか??
実はこれは屋根の漆喰が劣化し滑落して屋根の上に乗っている状態なんです。
漆喰が劣化すると隙間から雨水が入り込み、雨漏りの原因になるので、漆喰はメンテナンスする必要があります。
日本瓦は基本的にメンテナンスフリーと言われていますが、漆喰に関しては10年ほどで粘着力が弱まり剥がれおちてしまうことがあります。
屋根の上や庭に白い粉のようなものが落ちているのを見かけたら、漆喰が剥がれているサインかもしれません。
屋根材の劣化を見抜くにはどのような劣化のサインを見つければいいのかお伝えいたします!!
まず、ご自身で可能なチェック方法をご紹介します。
①下屋根の状態を観察
下屋根とは、2階の窓から確認することができる、1階部分の屋根のことです。
下屋根で劣化が確認できる場合は、2階部分の屋根でも、同様の劣化が起きている可能性が非常に高いといえます。
②家の外から双眼鏡を使って屋根を観察
自宅の前の道路や自宅の屋根を観察することができる場所から、双眼鏡で屋根の観察をしてみて下さい。
小さな劣化状況を確認することは難しいとは思いますが、少しでも疑問に思うようなものを見つけた場合は、それ以上の劣化が起きている可能性があります。
しかし、屋根は実際に見て確認することが難しい場所です。
劣化状況を発見したり、少しでも気になる点がある場合には、危険ですので無理に屋根に登ってご自身で確認するのではなく、業者に屋根の劣化状況を診断してもらうようにしましょう。
具体的な劣化症状としては下記のような症状があります。
瓦の滑落
瓦のひび割れを放置すると、最終的に瓦は滑落してしまいます。
また、台風などの暴風雨により瓦がズレたり、飛んで落ちてしまうことがあります。
瓦が滑落すると、滑落した瓦の大きさによっては瓦の下の防水材、防水材を止めている釘が丸見えになってしまいます。
この状態で放置が続くと、雨が降るたびに雨水が釘穴をつたい、野地板に雨水が浸入し雨漏りの原因となります。
また、野地板が腐ってしまうと、屋根の葺き替えとなり大掛かりな工事が必要になってしまうため、早急な対処が必要となります。
棟板金の浮き・釘抜け
スレート屋根や金属屋根の場合、屋根のてっぺんに棟板金というものがあります。
釘抜けとは、棟板金が気温の影響により膨張・収縮を繰り返すことにより棟板金を止めている釘を一緒に押し出してしまい、最終的に抜けてしまうことを言指します。
これを放置しておくと、棟押さえのはずれや錆びの原因となり、いつの間にか下地材がむき出しになっていたというケースもあります。
漆喰の劣化・剥がれ
日本瓦やセメント瓦では、瓦の固定・接着に漆喰を使用しています。
この漆喰も風雨や紫外線に晒され続けているため、他の屋根材と同じように経年劣化が生じてきます。
地上から目視した際に、ひびや剥がれを見つけた場合は非常に危険です。
瓦を固定している力が弱まっているため、ちょっとした風や地震で瓦がズレたり、最悪の場合は落下してしまう可能性もあります。
また衝撃によって欠け・割れが生じ、そこから雨水が浸入して雨漏りに繋がることもあります。
苔や藻・カビの発生
屋根材の塗膜が劣化し防水性が低下すると、雨水や湿気により苔が発生します。
早急に屋根塗装をする必要はありませんが、そのまま放置すると、屋根そのものの耐久性も悪化させてしまう事になり、結果として雨漏りの原因になります。
瓦の反り・ひび割れ
屋根の色あせは、塗膜の劣化が始まった証拠です。
直ちに屋根塗装をおこなう必要はありませんが、放置しておくと知らない間に劣化があっという間に進行していた!なんてこともあります。
屋根塗装は外観の美しさを維持するだけでなく、建物を守る重要な働きも担っています。
雨漏りを防いでいるのは、屋根に塗られている塗料の効果なのです。
劣化のスピードは家によっても異なりますが、ご自身ではわからない劣化が進んでいるかもしれません!!
一度屋根の劣化等をチェックしてみませんか⁇
TRISEでは屋根塗装や外壁塗装の診断も無料で行なっておりますのでお気軽にご相談下さい♪
TRISEは"お客様の立場になって"を第一に施工しております!!
お見積り・ご相談は無料ですのでお気軽にお問い合わせください‹‹\(´ω` )/››